海外FXの約定力と約定スピード・スリッページを調査しました

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海外FXの約定力と約定スピード・スリッページを調査しました

海外fx 約定力

海外FX業者の約定力について実際に計測して調査しました。

約定力が弱いと注文が入らなかったり大きく滑ったりなど、こちらの注文に対して不利に動くことが多いです。

約定力が強ければ、注文が正しく入って、思い通りに取引が進みます。

実際に約定スピードやスリッページを調査しましたので、ぜひ参考にしてください。

 

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海外FXの約定力とは?

海外FXの約定力とは、総合的に約定する力が強いことを言い、狙った通りの価格で取引を成立させる力です。

具体的には「約定率」と「約定スピード」・「スリッページ」の3つを総合的に加味したものを約定力と言います。

約定率

約定率は「注文した数のうち取引が成立した数の割合」を言います。

100回注文をして99回が成立、1回が不成立であれば、約定率は99%となります。

約定率はSTP口座の方が低く、ECN口座は自動マッチング方式なので約定率は高くなります。

今回、約定率を調査するインジケーター等が見つからなかったため、約定率の調査は割愛しています。

STP口座の方が約定しにくい理由
STP口座はLP(リクイディティープロバイダー)に注文をして、その価格で約定できなければ約定拒否となり注文が差し戻されます。
ECN口座は注文がインターバンク市場に流れ、自動マッチング方式で約定しますが、価格がズレる可能性があります。

 

約定スピード

約定スピードは注文を出してから取引が成立するまでの時間を言います。

約定するまでの時間が長いほど、その間に価格が変動したり、滑りが発生しやすくなります。

約定スピードはMT4のデータセンターの性能や場所、注文を出す側のパソコンの性能や場所、通信スピードなど、様々な要因が影響しています。

注文するパソコンやVPSを、MT4のデータセンターの近くに置くことによって、約定スピードを大幅に上げることが可能です。

 

スリッページ(滑り)

スリッページ(滑り)は注文を出した価格と約定をした価格のズレのことを言い、マイナス方向への滑りもあれば、プラス方向への滑りもあります。

スリッページは指標発表時などの価格変動が大きな時間帯や、逆に取引数の少ない時間帯に発生しやすくなります。

また、上で説明をした約定スピードが遅くなると、滑りやすくなる傾向があります。

スリッページはSTP口座では発生しにくく、ECN口座で発生しやすくなります。

 

約定力の調査方法

今回、約定力の調査は以下の2つの方法で調査しました。

約定率の調査方法が分からなかったので、約定スピードと、スリッページの発生状況を紹介します。

約定スピードの調査方法

調査方法
5分毎のレイテンシー時間(転送要求を出してから実際にデータが返送されるまでの遅延時間)を24時間調査

約定スピードの調査方法はLatencyEAというEAを使って調査しました。

コチラは注文を出してすぐにキャンセルすることによって、約定スピードを調査するものです。

5分毎に注文を出し、24時間調査した平均スピード、最大・最小スピードを計測しています。

 

スリッページの調査方法

調査方法
実際に取引をしている口座の過去のスリッページ発生状況を調査

スリッページの調査は、実際に注文をして滑りが発生した率と滑り具合を滑り約定ブローカーチェッカーというインジケーターを使いました。

指値注文での計測しかしていないため、成行注文は対象外となっています。

実際の注文に対してのスリッページを計るため、私が実際に稼働している口座のみで調査しています。

注文数なども口座によって様々なので、参考程度に見て頂ければと思います。

 

約定力の高いおすすめ海外FX業者

では24時間約定スピードを計測した結果、約定スピードが速かった業者を紹介していきます。

調査した場所は日本から注文を出して、レイテンシーの時間を計測しています。

業者のサーバー場所も調査したので、参考にして頂ければと思います。

平均時間 最大時間 最小時間
121ms 593ms 31ms
147ms 203ms 109ms
228ms 3500ms 140ms
252ms 484ms 218ms
268ms 656ms 234ms
294ms 594ms 203ms
371ms 1094ms 312ms
381ms 1422ms 281ms
398ms 485ms 360ms
403ms 2547ms 296ms
456ms 5672ms 312ms
exness 474ms 4891ms 250ms
535ms 4781ms 422ms
810ms 1625ms 359ms

約定スピードの平均時間が短かったのはTradersTrustで121ms(0.121秒)でした。

2番はAxioryで147ms、3番はIS6FXで228msした。

一番遅かったのはHotforexで810msとなりました。

では詳しく見ていきましょう。

1位:TradersTrust(約定スピード121ms)

平均時間 最大時間 最小時間
121ms 593ms 31ms

TradersTrustは14業者の中で一番約定スピードが速く、平均時間が121ms(0.121秒)でした。

最大時間は593ms、最小時間は31msでした。

TradersTrustのサーバー場所は香港

TradersTrustのサーバー場所をIPアドレス検索をしたところ、香港にありました。

香港は日本に非常に近いので、約定スピードが速い結果となりました。

TradersTrustの公式サイトはコチラ

 

2位:Axiory(約定スピード147ms)

平均時間 最大時間 最小時間
147ms 203ms 109ms

2番目に速かったのはAxioryで147msでした。

最大は203msで最小は109msとなりました。

Axioryは約定スピードやスリッページを自社で公開しているので、こちらも参考にしてください。

公式:Axiory 取引約定率

Axioryのサーバー場所は香港(東京ではない?)

Axioryのサーバー場所をIPアドレスで検索したところ香港となりました。

Axioryの公式サイトを見るとサーバーはエクイニクス社の東京のサーバーと掲載されているので、どちらが正解かは不明です。

ただ、スピードは非常に速かったのでおすすめです。

Axioryのスリッページは有利な滑りが多い

有利なスリッページ 不利なスリッページ
平均pips 0.36pips 0.28pips
通算損益 +1,524円 -286円
滑り回数 21回 34回

Axioryは実際に口座で運用しているため、スリッページを調査しました。

ECN方式のナノスプレッド口座での運用ですが、意外にも有利なスリッページの方が多く、通算損益は+1,238円となっています。

Axioryの公式サイトはコチラ

 

3位:IS6FX(約定スピード228ms)

平均時間 最大時間 最小時間
228ms 3500ms 140ms

3番目に約定スピードが速かったのはIS6FXで228msでした。

最大は3500ms(3.5秒)で最小は140msとなりました。

IS6FXのサーバー場所はシンガポール

IS6FXのサーバー場所をIPアドレス検索したところ、シンガポールとなりました。

シンガポールは日本から比較的近いので、速い結果となっています。

IS6FXの公式サイトはコチラ

 

4位:TitanFX(約定スピード252ms)

平均時間 最大時間 最小時間
252ms 484ms 218ms

4番目はTitanFXで252msとなりました。

最大は484ms、最小は218msでした。

TitanFXのサーバー場所はアメリカ

TitanFXのサーバー場所をIPアドレス検索したところ、アメリカとなりました。

アメリカでこのスピードであれば、速い方かもしれません。

TitanFXでは約定力に力を入れている記載があるので、いろいろとこだわっているのかもしれません。

TitanFXのスリッページは不利な滑りが多め

有利なスリッページ 不利なスリッページ
平均pips 0.04pips 0.37pips
通算損益 +69円 -857円
滑り回数 5回 7回

TitanFXはリアル口座運用をしているので滑り具合を調査したところ、不利なスリッページが多かったです。

ECN方式のブレード口座を使っているので、滑りやすいのかもしれません。

TitanFXの公式サイトはコチラ

 

5位:VantageFX(約定スピード268ms)

平均時間 最大時間 最小時間
268ms 656ms 234ms

5番目に約定スピードが速かったのはVantageFXで268msでした。

最大時間は656msで最小時間は234msでした。

VantageFXのサーバー場所はアメリカ(違う可能性あり)

VantageFXのサーバー場所をIPアドレス検索をするとアメリカを差しました。

XMなどもこの貯水池を差していましたので、もしかすると、間違っているかもしれません。

VantageFXの公式サイトはコチラ

 

6位:ThreeTrader(約定スピード294ms)

平均時間 最大時間 最小時間
294ms 594ms 203ms

6番目はThreeTraderで294msとなりました。

最大値は594msで最小値は203msでした。

ThreeTraderのサーバー場所は日本?

ThreeTraderのサーバー場所をIPアドレス検索すると日本を差しました。

日本のサーバーでこの約定スピードだと遅いですね。

ThreeTraderの公式サイトはコチラ

 

7位:BigBoss(約定スピード371ms)

平均時間 最大時間 最小時間
371ms 1094ms 312ms

BigBossの約定スピードは平均が371msとなりました。

最大は1094ms、最小は312msでした。

BigBossのサーバー場所はシンガポール

BigBossのサーバー場所を検索するとシンガポールを差しました。

シンガポールでこの約定スピードであれば、ちょっと遅めだと思います。

BigBossの公式サイトはコチラ

 

8位:GEMFOREX(約定スピード381ms)

平均時間 最大時間 最小時間
381ms 1422ms 281ms

GEMFOREXの約定スピードは平均381msでした。

最大値は1422msで、最小値は281msとなりました。

GEMFOREXのサーバー場所はシンガポール

GEMFOREXのサーバー場所をIP検索するとシンガポールとなりました。

シンガポールでこのスピードであれば、少し遅めだと思われます。

GEMFOREXのスリッページ

有利なスリッページ 不利なスリッページ
平均pips 1.05pips 3.00pips
通算損益 +5円 -13円
滑り回数 2回 3回

GEMFOREXは実際に運用しているのでスリッページを調査したところ、あまり滑りが発生していないようでした。

スリッページした金額もあまり大したことはなかったです。

GEMFOREXはSTP方式なので、滑りが少ないのかもしれません。

GEMFOREXの公式サイトはコチラ

 

9位:XM(約定スピード398ms)

平均時間 最大時間 最小時間
398ms 485ms 360ms

XMの約定スピードは平均398msとなりました。

最大時間は485msで、最小値は360msでした。

XMのサーバー場所はイギリス(詳細不明)

XMのサーバー場所を検索したところ、IPアドレスが表示されませんでした。

XMではIPアドレスが表示されないようになっているようです。

XMのスリッページは多め

有利なスリッページ 不利なスリッページ
平均pips 0.33pips 0.73pips
通算損益 +209円 -1,812円
滑り回数 29回 97回

XMのスリッページはかなり多めで、マイナススリップが多かったです。

STP方式のスタンダード口座で運用していますが、滑りが多い結果となりました。

XMの公式サイトはコチラ

 

10位:Tradeview(約定スピード403ms)

平均時間 最大時間 最小時間
403ms 2547ms 296ms

Tradeviewの約定スピードは平均403msとなりました。

最大値は2547msで、最小値は296msでした。

Tradeviewのサーバー場所はイギリス

Tradeviewでサーバー場所をIPアドレス検索するとイギリスを差しました。

日本とイギリスは距離があるので、VPSをイギリス近くで借りると約定スピードが速くなりそうです。

Tradeviewの公式サイトはコチラ

 

11位:FBS(約定スピード456ms)

平均時間 最大時間 最小時間
456ms 5672ms 312ms

FBSの約定スピードは平均456msとなりました。

最大時間は5672ms、最小時間は312msでした。

FBSのサーバー場所はイギリス

FBSのサーバー場所は検索したところイギリスとなりました。

イギリスだと距離があるので、イギリス近くでサーバーを借りると良いでしょう。

FBSの公式サイトはコチラ

 

12位:Exness(約定スピード474ms)

平均時間 最大時間 最小時間
474ms 4891ms 250ms

Exnessの約定スピードは平均474msとなりました。

最大時間は4891ms、最小時間は250msでした。

Exnessのサーバー場所は中国や香港

サーバー場所をIPアドレス検索すると、サーバーによっては中国や香港を差しました。

Exnessはサーバー番号によってサーバー場所が変わるようです。

Exnessはスリッページを全然しない(プロ口座の場合)

Exnessはプロ口座で運用をしていますが、スリッページはまったくありませんでした。

プロ口座は即時約定のSTP口座なので、スリッページは基本的にないようです。

滑りが気になる人はExnessのプロ口座を使うと良いかもしれません。

Exnessの公式サイトはコチラ

 

13位:MiltonMarkets(約定スピード535ms)

平均時間 最大時間 最小時間
535ms 4781ms 422ms

MiltonMarketsの約定スピードは平均535msでした。

最大値は4781ms、最小値は422msとなりました。

MiltonMarketsは約定時間保証があり、500ms以上の場合、不利な滑りを補償してくれます。

MiltonMarketsのサーバー場所はイギリス

MiltonMarketsのサーバー場所を検索するとイギリスとなりました。

平均的な約定時間は遅いので、イギリス付近でVPSを借りると良いでしょう。

MiltonMarketsの公式サイトはコチラ

 

14位:Hotforex(約定スピード810ms)

平均時間 最大時間 最小時間
810ms 1625ms 359ms

Hotforexの約定スピードは810msとなりました。

最大時間は1625ms、最小時間は359msでした。

Hotforexのサーバー場所は不明

Hotforexのサーバー場所をIPアドレス検索しようとしましたが、IPアドレスが表示されませんでした。

HotforexはIPを隠す仕組みになっているようです。

Hotforexの公式サイトはコチラ

 

約定力を高めるための方法

約定力を高める方法を紹介していきます。

サーバーを設置している国のVPSに切り替える

約定スピードを一番速くする方法は、サーバーを設置している国のVPSに切り替えることです。

VPS会社は日本やアメリカ、ヨーロッパにVPSを配置しているので、その業者のサーバー近くのVPSを借りるようにしましょう。

 

取引ロット数を少なくする

取引するロットが50ロットや100ロットなど大きなロットで注文する場合は、約定しにくいことがあります。

細かく注文をして、約定しやすくすると良いでしょう。

 

無線LANではなく有線LANを使う

自宅のパソコンで取引をしている場合、無線LANだと通信が一時的に遅れる場合があります。

できれば有線のLANに切り替えて注文をすると、安定的な約定スピードになりやすいです。

 

相場が大きく動くタイミングの取引を控える

指標発表時などの相場が大きく動くタイミングでは、注文した金額と約定する金額がズレることが多いです。

不利なスリッページが発生しやすいタイミングとなるので、気を付けましょう。

 

朝方などの流動性が低い時の取引を控える

早朝時間の取引は流動性が低いため、注文をした時に大きく滑る可能性があります。

朝スキャなどで取引をしている人は、滑りに気を付けましょう。

 

STP口座に切り替える

約定スピードで比較すると、STP口座の方がECN口座よりも速くなります。

その代わりSTP口座では約定拒否が起きる可能性はありますが、滑りを考えるとSTP口座の方がおすすめです。

もしECN口座を使っていて、滑りが気になる場合はSTP口座で試してみると良いでしょう。

 

まとめ

海外FXの約定力について調査して来ました。

約定率は調査方法が分からないため調査していませんが、約定スピードとスリッページは調査しました。

スリッページは約定ブローカーチェッカーというインジケーターを使うと自身で調査可能なので、ぜひやってみてください。